大豆イソフラボンの効果や効能について

健康食品として人気のある大豆イソフラボン。 しかし実際どんな効能があるのか、副作用は無いのかなど気になることがたくさん挙げられると思います。

そこで今回は大豆イソフラボンの特徴や効能などについてご説明します。 大豆イソフラボンや健康食品に興味のある方は、ぜひ読んで頂けると嬉しいです。

大豆イソフラボンとは

大豆イソフラボンとは、主に大豆の胚芽に多く含まれる「フラボノイド」と言われる成分の一種です。 食品中に含まれる大豆イソフラボンは、主に配糖体(はいとうたい)という状態で存在しています。

大豆イソフラボンの効能

特に女性に嬉しい美容効果・骨粗しょう症予防

大豆イソフラボンは植物エストロゲンの一つで、化学構造が女性ホルモンの「エストロゲン」と似ていることから、女性ホルモン軽減の緩和に寄与するため、美肌・美容効果、更年期障害の予防や骨粗しょう症予防に効果的です。

抗酸化作用

また大豆イソフラボンを含む発酵食品には「ゲニステイン」という抗酸化を活性化させる役割を持つ成分が含まれており、がん予防に期待できます。 そしてこの「ゲニステイン」と一緒に作用する「ダイゼイン」という抗酸化物質があります。

これもまた抗がん作用があるのですが、加えて血中アルコール値を下げる役割も果たします。 そのため二日酔いの防止に効果的です。

前日の夜に飲み過ぎた翌朝は、納豆や大豆飲料を摂ることをおすすめします。 さらに血中アルコール値が下がることで、アルコール摂取の欲求を抑えてくれます。

禁酒を考えている方は、お酒から大豆飲料に切り替えてみてはいかがでしょうか。

血中コレステロールの低減

大豆イソフラボンにはリノール酸やリノレン酸という不飽和脂肪酸が多く含まれています。 そして大豆はこれら不飽和脂肪酸がバランス良く含まれているため、栄養的に良いと言われています。

また血中コレステロール値が下がると動脈硬化予防、生活習慣病予防などの効果があると言われています。

大豆イソフラボンの効果を最大限得るためには・・・

大豆イソフラボンは様々な健康効果をもたらしますが、摂取する際には注意点があります。 それは過剰摂取です。

過剰摂取には要注意

大豆イソフラボンに含まれるエストロゲンにより、生殖機能への悪影響がある可能性が否定できないためです。 特に妊婦や胎児、15歳未満の子どもなど生殖機能へ影響を及ぼしやすい方は、大豆イソフラボンの上乗せ摂取の安全性が確認されていません。

一度に多く摂るのではなく、適切な量を続けて摂取することが大事です。

まとめ

今回は大豆イソフラボンの効能や適切な摂取方法、注意点などをご説明しました。

大豆イソフラボンが含まれる大豆食品などは、多くの美容・健康効果が期待できる優れた健康食品です。 適切な摂取量を守り、健康的な食生活で毎日の食事に取り入れてみて下さいね。