大豆イソフラボンが摂取できる簡単料理のご紹介

栄養価が高く、特に女性に人気な大豆イソフラボン。 「大豆イソフラボン」という名前が入った美容商品を見ると思わず手に取ってしまう人も多いのではないでしょうか。
美容製品、サプリメントなどでも見かけることはありますが、当然、食品からも摂取することが出来ます。 そこで今回は、具体的にどんな料理で大豆イソフラボンを摂取できるのかご紹介します。
大豆イソフラボンが含まれる食品・含有量
大豆イソフラボンとは、大豆胚芽に多く含まれる成分です。 そのため大豆を原料とする、多くの加工食品に含まれています。
イソフラボンには「配糖体」と「アグリコン」という2つの形態があります。 「配糖体」は大豆食品中に含まれている、糖と結合した状態のもの。 そして「アグリコン」とは、体内に吸収される時の糖が外れた状態のものです。
国の発表では、この「大豆イソフラボンアグリコン」の含有量が示されることが多いため、ここでも大豆イソフラボンアグリコンの含有量でご紹介します。
大豆イソフラボンアグリコンの平均含有量(100g中)
大豆
- 大豆(140.4mg)
- 煮大豆(72.1mg)
- 揚げ大豆(200.7mg)
豆腐
- 木綿豆腐(23mg)
- 絹ごし豆腐(21mg)
- 充てん豆腐(21mg)
調味料
- 味噌(49.7mg)
- 醤油(0.9mg)
その他
- 油揚げ(39.2mg)
- きなこ(266.2mg)
- おから(10.5mg)
- 豆乳(24.8mg)
大豆イソフラボンを摂取できる料理
それでは大豆イソフラボンを摂取しやすい料理のレシピをご紹介します。
大豆のミネストローネ
材料(1人分)
- 大豆水煮 30g
- 玉ねぎ 20g
- 人参 10g
- 豚もも肉 10g
- トマト 50g
- 水 150ml
- コンソメ顆粒 5g
- 塩こしょう・砂糖・パセリ 適量
作り方
- 玉ねぎは千切り、人参はいちょう切り、豚もも肉は食べやすい大きさに、トマトはざく切りにカットします。
- 水に1を入れて火にかけます。
- 沸騰したらコンソメ顆粒と豚こま切れ肉、大豆水煮を加えます。
- 塩コショウ、砂糖で好みの味に調え、最後にパセリを散らして完成です。
豚肉と大豆のトマト煮込み
材料(1人分)
- 豚ロース肉 100g
- たまねぎ 1/4個
- ニンニク 1/2片
- 大豆水煮缶・トマト水煮缶(カット) 各々1/2缶
- コンソメ 1/2個
- 水 大さじ2
- 塩こしょう 適量
作り方
- 豚ロース肉を一口大に切り、塩こしょうで下味をつけてから小麦粉(分量外)をまぶします。たまねぎは薄切りにカットします。
- フライパンを熱し、焼き色がつくまで豚肉を炒め、いったん取り出します。
- 同じフライパンでニンニクを炒め、香りが出たら、たまねぎを加えて炒めます。
- たまねぎがしんなりとしたら、豚肉を戻し、★の材料を加えてさっと混ぜ、フタをして弱火で10分ほど煮込みます。
- 塩こしょうで好みの味に調えて完成です。
まとめ
今回は大豆イソフラボンが含まれる食品と、それらを使った簡単レシピをご紹介しました。 大豆イソフラボンは美容製品や健康食品として販売されることが多いですが、出来ることなら身体づくりの一環としても食事から効果的に摂取したいものです。
健康・美容が気になる方や、今回のレシピに興味のある方は、ぜひ作ってみて下さいね。