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イソフラボンとワイン、一見共通点がなさそうですが、実はそれぞれに含まれる成分に共通点が見られます。 そこで今回は、イソフラボンとワインの共通点についてご紹介します。

共通点のカギは「ポリフェノール」

イソフラボンとワインの共通点の所以は、どちらも多くのポリフェノールが含まれていることです。

イソフラボンとポリフェノール

イソフラボンとはポリフェノールの一種です。 大豆イソフラボン、と言われるように大豆などマメ科の植物に多く含まれています。

このポリフェノールは全部で約5000種類以上ありますが、イソフラボンの他にアントシアニン、カテキンなどがそれにあたります。

アントシアニンとポリフェノール

アントシアニンが多く含まれる代表的なものは、ぶどうやブルーベリーです。 すなわちぶどうを原料とするワインには、ポリフェノールが豊富に含まれています。

このように、イソフラボンとワインにはどちらも豊富なポリフェノールが含まれているという点で共通しています。

ポリフェノールの効果

ポリフェノールは強い抗酸化作用があります。 抗酸化作用とは、体内の活性酸素を抑制することです。 この活性酸素が増えすぎると血管や細胞が傷つき、体内が酸化してしまうため動脈硬化、生活習慣病など健康に良くない症状を引き起こします。

ポリフェノールによってこの活性酸素の発生を抑えて血液をサラサラにしてくれるため、生活習慣病予防、アンチエイジングなどの効果をもたらします。 またポリフェノールはがん予防にも効果的です。

まとめ

今回はイソフラボンとワインの共通点についてまとめました。 どちらも健康に良いとSレルポリフェノールを多く含む点で共通していましたが、忘れてはいけないことは、ワインはお酒だということです。

たしかにポリフェノールが含まれていますが、飲み過ぎてしまうとアルコールの過剰摂取に繋がり、結果的に身体に悪影響を及ぼします。 適切な量を守りましょう。

またポリフェノールを健康的に摂取したければ、ブルーベリーやブドウを食事に取り入れたり、ポリフェノールの一種であるカテキンを含む緑茶を飲んだり、イソフラボンが多く含まれる大豆を料理に入れたりすると効率が良いです。 興味のある方はぜひ試してみて下さい。